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旧暦ごはん・春 [cobo]

先月末にウエダ家さんで「旧暦ごはん・春」という単発の講座がありました。
講師は仙台でマクロビオティックや薬膳を教えている小田切先生。
ウエダ家さんが初めて天然酵母パンの本を出した時からの付き合いで、
娘さんと一緒にウエダ家さんの講座を受講していたそうです。
私は小田切先生の娘さんとパンの初級で一緒になった事がありました。

旧暦とは中国の「農暦」に月と太陽の動きを組み合わせ
日本で改良された太陰太陽暦の事。
一年を24に分けた二十四節気。
それを更に3分割した七十二候があり、それぞれ名前が付けられ
季節の変わり目や気候の変化を日々の生活に取り入れてきました。

…と、分かった風に書いていますが実はよくわかってないです(^^;)
時間がないのでさっと説明受けただけですから…。
とにかく季節の変わり目は体調を崩しやすいので、
どういう食事をしたらいいかという事を教えて頂きました。


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用意された食材はなるべく野生の物を仙台から持ってきて下さいました。

IMGP2971.jpg
奥からユキウルイ(生でも食べられます)
葉わさび、クレソン、
わさびの新芽、山アサツキの新芽

まだ気温は低く寒いですが、冬にエネルギーを溜め春に一気に芽を開く時期。
人間の体も同じで、そういう時にそういうエネルギーを持ったもの
…菜の花や葉もの野菜、スプラウトなどを食べるといいそうです。

そしてこの時期は肝臓が影響を受けやすいので、肝臓を働きを正常にする事、
冬に溜め込んだ物を解毒、排出する事をテーマにした料理を教えて頂きました。

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『春の芽吹きプレート』野草たっぷりで肝臓の排泄を助けるメニュー。

手前左)芽吹きのごはんとフキノトウ味噌
緑豆もやしの玄米炊き込みごはんです。
マクロビオティックをやっていると何かと食費がかさみますが、
安価なもやしが排泄作用があるというのは嬉しい事です(^^)
もやしの中でも緑豆もやしが一番排泄作用があるそうです。
葉わさびをトッピングしました。

手前右)生クレソンにイチゴソース。

奥左)蒸し野菜(山アサツキとニンジン)にごまソース。

奥右)菜の花とカブの花かご
蒸したカブを菜の花の花かごにして、下には木綿豆腐に塩とターメリックで
炒り卵風にした炒り豆腐とローストしたクルミを花かごの下に散らしました。
大地に咲いた野の花のイメージです。


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左)カブと地海苔のスープ。
花かごでくり抜いたカブの実を流氷に見立てたそうですが、
海苔が多くてイメージ通りにはいかなかった様です(^^;)

右)有機ニンジンとみかんCOBOの野生クレソンスープ
最初プルーンが入っているのかと思いましたが、
ニンジンとみかんCOBOとクレソン、ひとつまみの塩だけです。
スィーツと言っても良いくらい甘みのある美味しいスープでした。

IMGP2979.jpg
笑う黒豆茶とプルーンとユリ根の茶巾
…なぜ笑う…なのかと言うと、炒った黒豆がはじけた様子が笑っているように見えるから。
炒った黒豆にお湯を注ぐだけですが、香ばしくて美味しかったです。
黒豆も食べられますが、ちょっと固くて私は残してしまいました。

こうやって一つ一つ見てみると、そんなに手間がかかっていない事に気がつきます。
でも立派なご馳走ですよね♪


LINALO http://linalo.net/
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